今年は、ダブルワークを始めてしまったこともあり、大学生の娘たちの夏休みだというのに、仕事、仕事で休みが合わず、どこにも行けなかった。
なので、久々の休日となった今日、娘2人と出かけることにした。
どこにって?
万葉の湯に。
本当は温泉旅館に一泊とかしたかったんだけど、私、とにかく連休がない。
でも温泉には入りたい。
じゃあ、どうする?
考えてみたら、意外と近いのに、まだ行ったことがないところがある。
そうだ。
万葉の湯!
お湯に入り、食事処でご飯を食べ、リラックススペースでうたた寝をして、漫画コーナーで漫画も読める。
究極の癒しではないか。
上の娘に「万葉の湯ってどう?」と聞いてみると、
「いいじゃん。だらだら漫画読みたい」
と即答。
ついでに下の娘も行きたいということで、あっさり決まった。
他の温浴施設には行ったことがあるのだけど、なぜか万葉の湯にはタイミングがなく、52歳にして初めて行くことになった。
ワクワク。
入館からちょっとドキドキ。
行ったことのある温浴施設だと、最初に券売機で入館料を払う感じだった気がする。
でも、ここのシステムがよくわからない。
なので、受付で
「初めてです!」
と、堂々と申告した。
すると、館内のシステムを丁寧に教えてくれた。
ロッカーの鍵にバーコードが付いていて、館内で使ったものは全部そのバーコードで管理され、最後にまとめて会計するらしい。
なんと画期的。
……よくあるシステムなのかもしれないけど、アナログな私には、とてもハイテクに見えてしまう。
館内着も選べる。
カラフルな浴衣と、赤い女性用の作務衣。
より楽にくつろぐためには、やっぱり作務衣一択。
サイズは、L。
ロッカーで着替えて、いざお風呂へ。
よく見ずに洗い場のブースを選んでしまったけど、あとから見ると、ブースごとにシャンプーやコンディショナーのメーカーが違った。
次に来たときは、違うのを使ってみよう。
お風呂は露天風呂と大浴場、そのほかにもいくつか種類があった。
順番に入っていく。
平日ということもあって、ものすごく空いている。
私たち以外に二、三人くらい。
ほぼ貸し切り状態。
熱いお湯が苦手な私には、38度くらいのお湯がちょうどいい。
サイコー。
ただ私、実はあんまり長湯できないタイプ。
せっかくこんなに空いているのに。
それでも今日は、普段ならしないようなことをしてみた。
長椅子に寝そべってみる。
外の風が気持ちいい。
開放感がたまらない。
娘2人は、泳いだり、サウナに入ったり、水風呂に入ったり。
若いってすごい。
私がお風呂にいたのは、たぶん40分くらいだったと思う。
そして、そろそろお腹が空いてきた。
食事処へ。
ここも広々していて、やっぱり空いている。
娘2人はチゲ鍋を食べ、それぞれ最後は雑炊にしていた。
私はというと……
結局、麺類。
お腹が満たされたところで、今度は漫画コーナーへ。
ヨギボーが並んでいるスペースも余裕があり、それぞれ好きな格好で漫画を読む。
私は、この前、循環器科クリニックで読んだ続きの「鬼滅の刃」を14巻の途中から。
アニメで見たけど、コミックで読むと細かい描写が面白いんだな、鬼滅って。
早くアニメでもやらないかな。
そんなこんなで、あっという間に時間が過ぎた。
ただ、今日は下の娘が夜からバイト。
滞在できたのは約5時間ほどだった。
「あと最低でも5時間はいられたな」
長女が言う。
本当にそうだなと思った。
また今度、もっとゆっくりできる日に来よう。
夜中までいて、だらだらしてやろう。
……と、ここまでは、とても楽しい休日だった。
ところが。
途中、リラックススペース内の女性専用エリアに入り、リクライニングチェアに横になったところで、
「ここは女性専用ですよ。大丈夫ですか?」
と、後ろの女性に声をかけられた。
たぶん同年代、もしくは少し年上くらいの女性。
「えっ? だ、大丈夫です……」
そう答えると、彼女は何も言わず自分の席に戻った。
大丈夫って何さ?
もちろん大丈夫。
私も女性です。
って、どうして?
まさか、男子に見えたってこと?
赤い女性用の館内着を着ているのに?
私が背がデカくて、髪が短いから?
それとも暗かったから?
いや、待て。
私、今年、男子に間違えられるの……
これで3回目なんだけど。
1回目は、横浜中華街で占い師の中年男性に。
2回目は、健康診断のレントゲン撮影車の案内をしていたおじさんに。
そして3回目が、今日。
52歳で、今年3回。
これは、なかなかの頻度ではないだろうか。
つまり私は、
「中年おばさん」ではなく、
「中年おじさん」に間違えられているということだよね。
……。
3回は、やばい。
涙出ちゃう。
……出ないけど。笑
20年ぶりに、髪、伸ばそうかな。
そんなことを考えてしまった休日の出来事でした。